ブックメーカーとは

小さな企業まで含むと全世界で9,000社!

ブックメーカーは、日本国内では出版社や商店を連想する人が多くいますが、アメリカやヨーロッパなどで盛んに行われている賭けを請け負う企業です。

ブックメーカーは、小さな企業まで含むと全世界で9,000社存在するとされる程需要が高い業界であると共にインターネットの普及で更に需要が高まっている業界でもあり、ウイリアム・ヒル社とラドブルックス社及びコーラル・ユーロベット社が3大ブックメーカーと呼ばれています。

現在では、SBOベット社やビーウィンに加え、オンライン専門のピナクルスポーツなどの台頭も激しい業界です。

賭けの対象は、ヨーロッパで最も人気の高いサッカーやアメリカで最も人気の高い野球などのメジャースポーツが一般的ですが、ウィリアム・ヒル社はアメリカ大統領の選挙戦やイギリス王室の新生児の性別など世界が注目している事柄全てを賭けの対象としています。

【ウィリアム・ヒル社】

ウィリアム・ヒル社は、日本の証券市場の株価指数に相当するロンドン証券市場のFTSE250種総合株価指数を構成する1934年創設の老舗中の老舗であり、2002年ワールドカップで1,000億円規模の賭けが成立させた信頼性と賭けの種類の多さでは世界ナンバー1です。

近年では、2008年にイスラエルのテディ・サギ率いるソフトウェア会社プレイテックとパートナーシップを締結し、オンラインによる事業規模の拡大を実現している企業でもあります。
ウィリアム・ヒル社は、オフィシャルサイトで日本語のメールサポートを受ける事が出来、3大ブックメーカーでは唯一日本人が登録可能です。

【ラドブロークス社】

ラドブロークス社は、1886年の創業と130年を超える歴史を持つ老舗であり、パリス・ヒルトンで世界的に知られる宿泊施設を運営するヒルトングループが100%出資する企業です。

ラドブロークス社は、2015年以来日本市場から撤退したままなので日本人には馴染みの薄い企業でもあり、スポーツのみなので他の2社に比べて倍率が低いとされています。

【コーラル・ユーロベット社】

コーラル・ユーロベット社は、2015年10月にイギリスの賭博娯楽事業会社ガラグループがチャーターハウス社から21億8,000ドル買収した企業であり、イギリス国内に約1,700の実店舗を運営しているだけで無くイタリアにも100以上の実店舗を運営している企業です。

しかし、コーラル・ユーロベット社はラドブロークス社と同様に日本市場への展開をしておらず、サイト上にも日本語の表記は一切していない事から日本国内の日本人の登録は不可能なブックメーカーです。

背景には、日本国内では国が認可した競馬や競艇などの公営競技及び宝くじ以外のギャンブル行為は違法として罰せられる事があり、現状では市場の大きな拡大が望めないと考えられています。

【SBOベット】

SBOベットは、イギリスのマン島とフィリピンのライセンスに従って2004年に設立された企業であり、この10年で急激にヨーロッパ市場を拡大している事からコーラル・ユーロベットに並ぶ日も近いとされる企業です。

SBOベットは、オフィシャルサイトで日本語サポートを行っている企業であり、安倍政権によるギャンブル法案の推進次第では日本市場でウィリアム・ヒル社に次ぐシェアをいち早く握るとも言われています。

SBOベット社は、年間最優秀アジアンオペレーター賞を2年連続で受賞している事から最も影響力のあるオペレーター50社ランキングにランクインしている企業であり、不安な海外サイトを利用する上では信頼性が高く安心感が得られる企業です。

【ビーウィン】

ビーウィンは、1997年に設立されたビーウィン・パーティー・デジタル・エンターテインメントが運営する企業であり、メジャースポーツだけで無く積極的にオンラインカジノも展開しています。

ブックメーカーは、近い将来日本国内でも楽しめるようになるとされ、リゾートカジノと共に注目されているギャンブルです。